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「マンションの間取り図鑑」を読んでみた感想

マンションあれこれ

最近読んだ「マンションの間取り図鑑」という本がとても面白く、考えさせられることがあったので簡単にまとめたいと思います。

本の紹介

この本は、中古マンション探しからリノベーションまでをワンストップで手掛ける「リノベる。」というサービスの施工事例がまとまっています。

部屋の大きさもバラバラな間取りが70個ほどピックアップされており、間取り図と共にそれぞれの間取りのこだわりポイントが紹介されています。

50㎡〜100㎡くらいの中古マンションに限定されていて、自分の家の大きさに近い間取りも紹介されていたので、マンション住まいの私としては現実感がありました。(よくあるおしゃれリノベ特集的な本は100㎡を超える戸建てだったりで、おしゃれだけど参考にならんよ…こんなに収納ないし天井も高くないよ…と思うことが多かったので)

次の7つのテーマにカテゴライズされて紹介されているので、自分の趣味嗜好にあった事例を確認することも可能です。(①家事ラク/②収納/③子育て・ペット/④趣味/⑤ゲストを招く/⑥在宅ワーク/⑦通風・採光)

築古マンションリノベという選択

リノベーションという存在はもちろん知っていましたが、今回数多くの拘りが詰まったリノベ事例を見てみて、築古マンションリノベってアリだなと思うようになりました。

マンション価格が急上昇している昨今、新築マンションに狙いを絞ると予算のハードルが上がりがちです。それではと、比較的綺麗でそのまま住めそうな築10年以内の築浅中古マンションを見てみても新築とさほど変わらない価格だったりします。で、駅距離やエリアを妥協することになりがちです。

築30年を超える中古マンションだと、ポータルサイトの写真を見ても専有部・共用部ともに古さを感じがちで、間取りも今っぽくなく使いづらいと感じるものが多いです。

マンション購入に慣れている人ならともかく、一次取得の方だといくら新築と比べて1,000万円安くても購入まで決心できない人も多いのではないかと思います。(私も一次取得の時に築古中古マンションは見てませんでした)

間取りも総とっかえのフルリノベーションの費用相場は超ざっくりですが㎡×20万くらいのようです。55㎡だと1,100万、70㎡だと1,400万くらいになります。(使う部材や規模感等によって200〜300万前後します)築年数さえ許容できれば、新築マンションとさほど変わらない予算で、壁を取っ払って一から部屋を作り直すレベルのリノベーションも可能です。

共用部は手を付けられないので、マンションの外観だったり、玄関ドアやバルコニーは古さが残ってしまいますが、それ以外は新築同様にピカピカになります。リノベる。のサイトに施工事例がいくつもありますので是非ご覧ください。間取りだけでなく家具選びの参考にもなると思います。

リノベーション施工事例(中古マンション・戸建て) | リノベる。
リノベーションなら『リノベる。』。施工エリアは札幌 仙台 東京 神奈川 埼玉 千葉 名古屋 大阪 福岡など多数。ショールームを全国各地に展開し、お客様の”物件探し”から“住宅ローン”、“リノベーション設計・施工”まで、中古マンション・住宅リノベーションを一貫してサポートします。住みたいエリアで間取りも内装もすべて自由に

実際にリノベる。でリノベした部屋のルームツアー動画もありました。素敵な部屋!!

新築マンションはより多くの人にウケることを目指すため、間取りも設備仕様も最大公約数を意識した作りとなりがちです。間取りから作り直すフルリノベになると、実際に住む人のニーズを最大限取り入れたオーダーメイドの部屋を作ることが可能になるので、同じ部屋の大きさ/費用であったとしても満足度は大きく変わってきそうです。

一昔前と比べて共働きの世帯も増えていますし、コロナ禍で在宅ワークがメインになった人も増えています。人々の暮らしが多様化しているからこそ、それぞれのライフスタイルにあった形に家も設計するニーズが今後増えてきそうだと感じました。

中古マンションリノベであっても条件を満たせば住宅ローン減税の対象となりますし、ローンについてもマンションそのものとリノベーション費用をセットで借り入れることができる「一体型ローン」という商品もあるようです。住宅ローンとリフォームローンを別々に手配する手間も不要なので、便利そうです。

参考になったアイデア

多くの事例を見た中で個人的に参考になったアイデアをいくつかご紹介します。マンションリノベは戸建て以上に面積の制限が付きまといがちなのでいかに効率的に部屋を活用するかというアイデアが多かったです。

寝室を最小化して、LDを最大化させる

寝室をベッドが入るギリギリの大きさ(3畳くらい)まで削り、その分ゆとりあるLDとしている間取りが多かったです。

私は寝室の大きさに拘らない人間なので、その分家族や客人と過ごす時間の多いLDに面積を割くというのは、限られた部屋の面積を有効活用するという点で参考になりました。

大きめのWIC・WTCを設置し、家族の衣服はそこに集約する

普通の間取りだと廊下や各居室に収納がありますが、それを一箇所にまとめて大きなWIC(ウォークインクローゼット)・WTC(ウォークスルークローゼット)を作っています。収納をまとめることで他のスペースをより効率的使える(収納がちょこちょこあると部屋の形がいびつになりがち)ことと、玄関→WIC・WTC→洗面所・脱衣所→LDという効率的な導線が作りやすいです。

こんなご時世なので、外から帰ったら、服を脱いで→洗濯かごに入れて→手を洗って→LDに入るという動線を意識している間取りは多かったです。

部屋窓をつける

寝室や子ども部屋を小さくしている間取りが多かったのですが、小さな部屋には部屋窓を作ることで圧迫感を抑えていました。

窓があることで通風・採光も期待できますし、リビングから見た時も開放感が出るのでいいアイデアだと思いました。

リビングに小上がりを作る

リビングに4畳程度の小上がりを作るのは、子どものいるご家庭の間取りに多かったです。小上がり部分を畳にして子どもの遊び場にしたり、日中に横になってゴロゴロするスペースとして活用できそうなのは良かったです。

小上がりにしたことで床下を収納として使うこともできるので、限られた面積の中で多くのニーズを満たさないといけないマンションリノベには有効なアイデアだと思いました。

寝室の床を上げて、床下を収納にする

これは70㎡以下の間取りによく見られました。寝室の床を上げて、床下を収納にすることで部屋をより効率的に使うことができます。

寝室を寝るだけのスペースと考えるのであれば、天井が低いことは大きなネガティブにならなそうですし、寝室下を収納にすることで収納スペース分部屋の面積を抑えることができるので、予算の低減に繋がります。

さいごに

注文住宅には夢がありますが、費用も高くなりますし、戸建てとなると駅距離やエリアに制限がかかることで利便性は我慢することになりがちです。また戸建てのリセールバリューはマンションと比べると決して良いとは言えないので、終の棲家を意識することになりハードルが上がります。(でも注文住宅には夢とロマンがあるのでいつか住みたい)

新築/築浅中古マンションは、多少の目利きは必要となりますが、利便性やリセールバリューは戸建て以上に優れているものが多く、比較的手を出しやすいです。その一方で、間取りに面白みはありません。オプションで設備仕様をグレードアップすることはできますが、生活環境を激変させるレベルではありません。

新築/築浅中古マンションは面白みがないけど、注文住宅はハードルが高いといった方にとっては築古マンションリノベという選択肢を一度考えて見ても良いのではと思います。

リセールバリューの観点だけを見るとリノベコストは最小限に押さえて、大多数にウケる間取りを目指すことがベターに思えますが、それは現時点の話であって、10年後、20年後どうなるかはわかりません。根拠はありませんが、バルミューダがデザインとストーリーでヒットしたように、個人的には今後今の10代・20代が家を買うことになった時にリノベる。の事例にあるようなデザインやストーリーを重要視した家のニーズが高まるのではとも思ったりします。

立地やリセールバリューももちろん大切なのですが、いかに毎日の生活を快適に楽しくするかを考え尽くしたたくさんのリノベの事例を見て、とても素敵だなと感じました。

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