はじめに
ブランズタワー豊洲を検討していて色々と調べていると、ベランダに洗濯物を干せないことを知りました。
田舎育ちの私としては、ベランダに洗濯物が干せないというのは理解しがたかったのですが、1年前にドラム式洗濯機を購入してから、ベランダに洗濯物を干すことがなくなったことに気づきました。
ドラム式洗濯機の良さを知らぬまま、ベランダに洗濯物が干せないという理由でブランズタワー豊洲を諦めるというのは非常にもったいないと思い立ったので、0歳の子持ち家庭がドラム式洗濯機を使った感想をご紹介します。
ドラム式洗濯機のメリット
乾燥機能が便利すぎる
これに尽きると思います。洗濯から乾燥まで一度に終わらせてくれるのは、非常に便利です。実際に使うまでは、本当にきちんと乾燥できるのか、生乾きにならないか、衣服がシワまみれにならないかと心配が多かったのですが、綺麗に乾きますし、シワも思ったほど気になりません。
シワの目立ちにくい素材だと縦型の洗濯機で選択して、外で干したのとあまり大差ないシワ具合です。シャツなどのデリケートな素材のものはシワが少し目立つので、洗濯だけ回して洗濯機の上で室内干しをしていますが、ベランダに洗濯物を干すことは基本ありません。
我が家では基本的に毎日洗濯機を回すようにしています。天気を気にせず洗濯物を回せることは実際に体感するととても便利で、その便利さを体感するともうドラム式洗濯機から離れることはできません。
また、毎日洗濯機を回す習慣ができると、下着や日常使いにウェアも2セットあれば事足ります。衣服の数を最低限にすることができるので、持ち物をミニマムにすることができることもドラム式洗濯機を使ってみて気付いたメリットです。
洗剤自動投入が便利
最近のドラム式洗濯機では標準グレード以上であれば洗剤の自動投入機能がついています。たかが洗剤投入ですが、自動で投入してくれるのは非常に便利です。洗濯用洗剤を置いておく必要もないので、見た目もすっきりします。
乾燥機能とセットで、洗濯にかかる家事負担を大きく下げることができ、その分を他の家事や家族との団らんに当てることができています。
特に小さな子供があると少しの間も目が離せません。洗濯開始ボタンを押せば勝手に乾燥まで終わらせてくれるドラム式洗濯機は子育て家庭の大きな味方になると思います。
省エネ
ドラム式洗濯機を買うまで知らなかったのですが、ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも少ない水で洗うことができるため節水になります。微力ながら水道代の節約にも繋がります。
また今まで浴室乾燥機を使っていた方にとっては、ドラム式洗濯機で乾燥する際の電気代は浴室乾燥機と桁違いに安いです。ベランダ干しから毎日乾燥機能を利用に移行した我が家でも電気代の上昇は気にならないレベルでしたので、毎日浴室乾燥機を使っている方の場合は、ドラム式洗濯機への移行で電気代がむしろお安くなるかもしれません。
ドラム式洗濯機のデメリット
汚れの落ちが悪いところ。と世間では言われていますが、私(+妻)の体感ではそんなことは全く感じません。毎日のように0歳の娘の衣服も洗っていますが、綺麗に汚れは落ちています。
その他は洗濯機の掃除が必要なところです。乾燥機能を使うと、洗濯機のフィルターに糸くずや埃がたまります。それを定期的に取る必要があります。縦型洗濯機でこういった作業をすることはほとんどなかったので、これはデメリットになると思います。
1年近く実際に使いましたが、特にデメリットは感じていません。縦型洗濯機に比べて本体価格が割高であることをクリアできればドラム式洗濯機は間違いなくお勧めできます。
私が使っている機種のご紹介
私は日立のBD-SX110Eという機種を使っています。
なぜ日立か
ネットであれこれ調べたところ、洗濯乾燥時間と乾燥機能のバランスがいいのが日立とパナソニックということでした。そして2社の比較では、日立の方が乾燥に時間はかかるものの、しっかりシワなく乾燥するとのことで日立を選びました。
日立のビックドラムというシリーズは他の機種よりも洗濯物を入れるドラム部分を大きく作っているので、シワになりにくいようです。
実際に使ってみて、生乾きになることはほとんどなく(洗濯物を詰め込んだ時は乾きが悪いですが)シワもたいして気にならないので乾燥機能は申し分ないと思います。
なぜBD-SX110Eか
洗剤自動投入機能がついていたことが決め手です。これより下のグレードだと少しお安くなりますが、洗剤の自動投入がついていませんでした。この機種はタイマー機能があり、毎日決まった時間に洗濯機を回すことも可能です。アプリを経由して遠隔で洗濯を開始することもできます。そういった機能を使う時に洗剤自動投入がなければ結局洗剤を投入することがボトルネックになってそういった便利機能を使えないと思ったため、この機能には拘りました。
結局今はタイマー機能や遠隔操作は使っていないのですが、それでも洗剤自動投入機能はとても便利なのでお勧めです。
あとは糸くずや埃が取れやすいようにフィルターが工夫されていたり、風アイロン機能と言って、簡易なアイロン機能もついています。乾燥方式もヒートリサイクル方式(ヒートポンプ式)※で省エネなのもポイントです。
※ドラム式洗濯機の感想方式には、ヒーター式とヒートポンプ式があり、ヒートポンプ式はエアコンにも採用されている、より効率的に乾燥を行うシステムです。
ちなみにカラーがロゼシャンパン一択となっていて、色味が微妙だなとかなり購入を迷ったのですが、届いてみるとほとんどホワイトで、言われないとロゼシャンパンと気づかないくらいでした。
室内干しはどうしてる?
基本的にドラム式洗濯機で全て完結するように服も乾燥機対応のものを優先的に選んでいる我が家ですが、それでも乾燥機にかけれない衣服もあります。
その際は洗濯機の上に設置してある、突っ張り棒で室内干しをしています。
洗濯機上でも洗濯物は十分に乾きますし、洗濯機上を室内干しスペースとすることで洗濯機から動くことなく洗濯の作業が完結しますので導線も効率的でお勧めです。
突っ張り棒と聞くとチープなイメージがあるかもしれませんが、我が家でも使っている突っ張り棒はデザインもシルバーでおしゃれで洗濯機上に設置しても違和感はありません。
値段もお手頃ですので、室内干しに悩まれている方はこちらをご検討してみてはいかがでしょうか。
さいごに
自身の体験を元にドラム式洗濯機のおすすめポイントをご紹介させていただきました。
ブランズタワー豊洲検討中の方もそうでない方もドラム式洗濯機はとても便利でQOLを向上させてくれるはずです。
これから江東区に建築されるマンションはベランダに洗濯物を干せなくなる可能性がありますので、新築マンションをこれから検討される方もこれを機にドラム式洗濯機の導入をご検討いただくといいかもしれません。
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